今世界で一番売れているEVは?最新データとともに2024年注目のEVもご紹介!
一番人気のEVは?オススメのEVメーカーは何だろう?と、EVに興味のある方なら気になるところですよね。
今回はEVの販売台数から人気の車種をご紹介し、2024年4月現在注目のEVもご紹介いたします!
※こちらの記事ではBEV(100%電気自動車)とPHEV(外部から充電可能なハイブリッド車)を総称してEV(電気自動車)としてご紹介しています。
目次
1.2023年世界で最も売れたEV
2.ブランド別に見る2023年のEV販売台数
3.最新・2024年第1四半期の販売台数
4.2024年注目のEV
5.まとめ
1.2023年世界で最も売れたEV
1位のテスラモデルYは2023年を通して121万台の登録台数を記録しました。モデルYは新車EVとしてだけでなく、新車市場全体でも最も売れたモデルであったため、2023年で最も売れた車はBEVということになりました。
2位のBYDのSongは64万台です。テスラのモデルYをおよそ200万円下回る価格帯が功を奏し、一躍人気となりました。
3位のテスラモデル3は生産6年目ですが、前年より11%増の53万台でした。
全体を見ると、トップ10の内7車種を中国メーカーのBYDが占めるかたちとなりました。
2.ブランド別に見る2023年のEV販売台数
BYDがテスラを大幅に上回り、2023年に288万台を売り上げました。BYDは既存モデルの売上を伸ばしつつ、新モデルの投入にも成功したことで2位に差をつけるかたちとなりました。
BEVだけを見ればテスラの販売台数が1位ですが、BEVとPHEVを合わせた数ではBYDに及ばずテスラは2位となりました。
なお日本メーカーはトヨタ(TOYOTA)が19位で15万台でした。
全体を見ると、トップ10の内中国ブランドが7つもランクインし、中国メーカーの勢いが表れる結果となりました。
参考:AUTOVISTA What was the most popular EV worldwide in 2023?
https://autovista24.autovistagroup.com/news/what-was-the-most-popular-ev-worldwide-in-2023/
3.最新・2024年第1四半期の販売台数
EV市場を見るとテスラとBYDが市場の多くの割合を占めています。その2社の直近、2024年第1四半期の販売台数はどうだったのでしょうか。
2024年の第1四半期のEV販売台数は、テスラ社はモデルYとモデル3を合わせて369,783台、他のモデルも合わせると合計386,810台でした。
一方BYDは、詳細な内訳は発表されていませんが300,114台でした。
2023年の第4四半期では初めてBYDがEV販売台数でテスラを抜き1位に躍り出ましたが、この度の2024年第1四半期では再びテスラが首位に立ちました。
この結果から、今一番売れているのはテスラのEVということになります。
テスラ モデルY
参考:Tesla Press Releases
https://ir.tesla.com/tesla-vehicle-production-deliveries-and-date-financial-results-webcast-first-quarter-2024
4.2024年注目のEV
新規企業が次々と参入し、その規模は年々拡大していくEV市場。
今注目すべきEVから抜粋して3つの車をご紹介いたします。
Tesla 「CYBERTRUCK」
まずひとつめはテスラの「サイバートラック(CYBERTRUCK)」。
2023年末に販売が開始され、2024年に入ってから順次納品されています。強い衝撃にも対応できる耐久性の高い外装や、まるで宇宙にいるかのような内部の静音性を特徴としています。価格は60,990ドルから。(約933万円)※1 ※2
現時点では日本での発売時期などは発表されていませんが、2024年4月現在サイバートラックの日本展示ツアーが行われており、現時点では2024年5月26日までの展示予定が公開されています。
※1テスラ米国ホームページより https://www.tesla.com/cybertruck/design#payment
※2 2024年4月11日現在の為替で計算(1ドル153円)
BYD「SEAL」
日本国内で2024年年央に発売予定のBYDの「SEAL」。
中国本国で発表されたのは2022年2月で、これまでに約7万台以上を中国国内で売り上げている人気モデルです。日本では2023年に導入された「ATTO3」「ドルフィン」に続く、国内3番目となるBYDのBEVになります。
パワフルなAWD(全輪駆動)モデルで、静止状態から100km/hまでの加速タイムはわずか3.8秒とスポーツカー並の高性能。日本での発売日も近づき、注目が高まっています。
Xiaomi「SU7」
シャオミ(Xiaomi)はスマートフォンを主力とする中国の総合家電メーカーです。
シャオミは2024年3月28日に初のEV「SU7」を発売し、予約受付を開始しました。すると受付開始とともにSU7購入希望者の予約注文が殺到。発売開始わずか27分で5万件以上の確定注文を受けました。
家電メーカーらしい最新スマート機能を多く搭載しながらも、テスラのモデル3よりも約60万円安い価格が強みとなり、現在高い注目を集めています。
5.まとめ
テスラがEV販売台数の現在の首位でありながら、勢いづく中国市場と中国メーカーの活躍が目立つ最近のEV市場。最新テクノロジーを搭載した新型EVの登場が続き、ますます目を離すことができません。日本も年々市場が活気づき、国内で購入可能なEVの選択肢も増えてきています。自分に合ったEVを見つけ、素敵なEVライフの一歩を踏み出してはいかがでしょうか。
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