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電気自動車(EV)の充電料金ってどのくらい?ガソリン代との比較も

 電気自動車(EV)の需要が世界的に高まる中、その魅力の一つとして挙げられるのが低い走行コストです。ガソリン車の給油と比べて、電気料金はどのくらい安いのでしょうか。充電器の種類や場所、そして時間帯によっても料金は異なります。日本で普及している電気自動車を例に、具体的な金額を用いて分かりやすくご説明いたします。

 

1.充電器の種類と充電場所

 電気自動車(EV)の充電器には「普通充電器」と「急速充電器」の二つの種類があります。

 普通充電器は自宅や公共施設などに設置されており、満充電に数時間かかります。これらは日常的な使用に適しており、夜間に充電するのが一般的です。一方、急速充電器は高速道路のサービスエリアやショッピングモールなどに設置されており、すばやく短時間で充電することが可能です。これらは長距離運転時など、出先で短時間での充電が必要な場合に便利です。

 使用状況や目的に合わせて充電器を選択することになります。なお、自宅への急速充電器の設置は、コストや電圧、敷地面積といった点からあまり現実的ではありません。

 

2.自宅で充電した場合の電気料金

 自宅で電気自動車(EV)を充電する際、電気料金は使用する時間帯によって異なります。通常の電気料金が日中に適用される一方、電力需要の低い夜間は日中に比べて電気料金が安価であり、この時間帯に充電することで電気代を節約することができます。

 では実際に充電料金はいくらになるのでしょうか。例として、日本で人気の電気自動車である日産リーフ(バッテリー容量40kWh)で計算してみましょう。

 日中の電気料金が1kWhあたり30円の場合、満充電に必要な電力量は40kWhなので、充電コストは合計1,200円になります。夜間の場合、電気料金が1kWhあたり20円だとすると、同じ充電量でのコストは800円となります。

日産リーフの場合(バッテリー容量40kWh)

日中に充電  1kWh /30円 × 40kWh = 1,200円

夜間に充電  1kWh /20円 × 40kWh =  800円

 夜間に充電する方がより電気代を安く抑えることができます。

 また、2023年上半期に日本で最も売れた、軽自動車である日産サクラのバッテリー容量は20kWhなので、上記の半額でゼロから満タンにすることが可能です。

日産サクラの場合(バッテリー容量20kWh)

日中に充電  1kWh /30円 × 20kWh = 600円

夜間に充電  1kWh /20円 × 20kWh = 400円

 

3.出先で充電した場合の電気料金

 外出先で普通充電器を使う場合、充電スタンドによって料金が異なります。自宅充電と同程度の電気料金に加え、数千円から一万円程度の月会費が必要となる充電スタンドもあります。

 急速充電器を利用する場合も充電スタンドによって値段が大きく異なりますが、30分当たり300~600円程度が一般的です。

 また、無料で充電できるスポットも存在します。これらは、販売促進や来店客数を増やす目的で、自動車ディーラーやショッピングモールなどに設置されています。

 

4.電気自動車とガソリン車の走行コスト比較

 電気自動車(EV)とガソリン車の走行コストを比較してみましょう。

 40kWhのバッテリーを搭載した日産リーフの場合、約400km走行可能です。一方ガソリン車の場合、10km/Lとして計算すると、400km走るためには40Lのガソリンが必要です。ガソリン価格が1Lあたり170円である場合(2023年12月時点)、ガソリン代は6,800円となります。

ガソリン代  1L /170円 × 40L = 6,800円

 これに対して、夜間自宅充電の場合の電気代は800円です。また、ガソリン車に比べてEVのメンテナンスコストも低いため、総合的に見ても電気自動車の方が経済的です。

日産リーフの場合(バッテリー容量40kWh)

電気代800円 < ガソリン代6,800円

電気代の方がお得!

 電気自動車(EV)の充電料金は、充電場所や充電器の種類、使用する電気料金によって異なりますが、総合的に見てガソリン車よりも経済的です。自宅で充電する場合には、夜間の安い電気料金を利用することでより電気代を抑えることができますし、街中のフリー充電スポットを利用すれば無料で充電することも可能です。さらに、再生可能エネルギーを用いて充電することで、CO2排出量をゼロに抑えることもできます。

 これらの点から、EVは長期的に見てもお財布にも環境にもやさしい選択肢と言えるでしょう。

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